「朝起きた瞬間に体が痛い」「起きた瞬間からすでに疲れている」「いつも体がダルイ」と常に体の不調を抱えているあなたに解消する為のヒントをお届けします。

様々な原因がありますが毎日長時間パソコンやスマホを使う事も原因の一つです。

なぜなら画面を見る時に姿勢が悪くなります。悪い姿勢が長時間続くと筋肉や関節が硬くこわばります。すると体の動きが悪くなり

痛みや疲れにつながります。

筋肉は動かさずにいると硬くこわばり凝り固まる性質があります。

同じ姿勢をとり続けると「背骨、肩甲骨、股関節」の動きが悪くなりこれも肩こり、腰痛、股関節痛等の大きな原因になります。

「背骨、肩甲骨、股関節」はいわゆる体幹とよばれる体の胴体になり体の中心と考えてもらってもいいでしょう。

体を動かすというと手や足の動きですがどちらも体幹についています。

「肩が痛くて上がらない」「走ると足が絡まる」等の悲しい経験をした人も多いでしょう?

原因は体幹の動きの悪さというケースも大いに考えられます。

例えば長時間のデスクワークを続けるとまずは「背骨、肩甲骨、股関節」の動きがわるくなり体幹は前に曲がって肩がせり出し腕の付け根にある肩甲骨が左右に開き固まってしまいます。

このように姿勢が崩れてくると「背骨、肩甲骨、股関節」まわりの筋肉が硬くなり関節可動域が小さくなります。

上記の症状に有効なのがストレッチです。

ストレッチというと一般的にはじっくりと体を伸ばすものですがそれを「静的ストレッチ」といい体の柔軟性を高める効果が期待できます。

しかし疲れにくい体を作る為には体を大きく動かしてほぐした方がいいのです。

こわばった筋肉や関節をほぐしていくストレッチを「動的ストレッチ」といいサッカーのウォームアップで行われる「ブラジル体操」やなじみのあるものとしては「ラジオ体操」も動的ストレッチなのでイメージしやすいと思います。

手や足を大きく振って動かすことにより体幹までしっかりとほぐれてきます。

体がほぐれてくると関節内を満たし潤滑油の働きをする関節液の循環が促進されて関節の滑りを良くし骨の接触部分の摩擦を軽減して骨の摩耗を防ぎます。

背骨の関節は悪い姿勢が続くとそのまま固まってしまいます。関節が固まると関節を包む関節包や関節と関節をつなぐ靱帯等の組織も硬く変性し関節の動きの悪さが悪化します。

背骨周辺の可動域を保つ為にはスイング動作で良く動く体幹を維持することが必要なのです。

「いつも体がダルイし重い」「寝ても疲れが取れない」「朝起きた瞬間から体が痛い」等でお悩みの方は体幹を中心に体を動かしてこわばを解消させることによりいい効果が期待できますので試してみてください。